日本橋小学校の恒例行事、5年生62人による田植えが、12日、十思スクエアの田圃で実施された。旧十思小のプールに土を入れ、子供たちが代掻きをして作った特製の田圃。稲は千株余りのコシヒカリ。
子供たちにとって田植えは初体験。都心では親の多くも未経験だ。水をはった田は、思いの他、ぬるぬるして滑りやすい。株分けした稲をさしこむもすぐに水に浮かんでしまう。何度も挑戦して、やっと真っすぐに植えられる。子供たちは初体験が成功すると、一様に顔をほころばせた。それに中腰の姿勢はなかなか苦痛をともない、疲れたァの声もあがった。
定期的に稲の成長を観察するとともに、水の環境浄化についても学んでいく。そして9月末には収穫して7〜8キロの米がとれる。脱穀・精米まで体験学習して、最後はおにぎりパーティで打上げ。稲の成長には地域、PTAも協力してくれる。
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