昨年10月に発足したNPO法人「水と緑と光に輝く中央区研究会」の第1回総会が、25日、晴海のホテルマリナーズコート東京で開催された。冒頭、理事長の柴崎仁久氏は「まちづくりを目的にしたNPOのいちばんの目的は人の往来を多くしようということです」と、そのために出来ることを皆んで協力していきたいと熱意を語った。
今井事務局長を議長に、事業報告と決算、事業計画と収支予算を、それぞれ社員からの質疑もまじえて可決した。
事業計画では、勝どき橋跳開のための運動と同時に、浜離宮の有効な活用の研究にも取り組み、まちづくりパンフレットを300部作成することになった。また会場正面には研究会が作成した朝潮運河を新たな賑いの拠点とするための提言が張り出された。この提言は東京都からも高い評価を得ており、運河ルネッサンスでの検討に熱い期待が寄せられた。さらに、まちづくりの市民レベルから提言を行政等に提出していくことも確認された。
新しい理事は次の各氏。
岩崎裕之(月島)鈴木肇(月島)本橋肇(勝どき)島野進(佃)中野里孝正(築地)中野耕祐(日本橋町連会長)川井光男(晴海)
会員は個人56人、団体55人、計111名。
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