人形町商店街協同組合は、5月5日(木)のこどもの日に、商店街の大観音寺と水天宮とを結ぶ「稚児行道」を開催する。商店街にお稚児さんが繰り出すのは33年ぶりとあって地元の話題となっている。またポスターもお目見え。33年前の稚児行道と水天宮、大観音寺をあしらった大版カラー刷りで人目をひいている。
且つて水天宮は亡き青山千代造氏(日本橋三の部連合町会長)の発案で5月連休の例大祭にあわせて「イカリみこし」を繰りだすなど、地元の子どもたちが集まる行事を毎年実施していた。
一方、大観音寺が今のようにビルの上に乗る造りになったのは33年前。この落慶祝賀行事として稚児行道が営まれた。また人形町大通りでは浅草寺の名物・金龍の舞いで展開されて地元の人たちを興奮させた。以来、大観音寺のビルの1階に商店街事務所が置かれている。
水天宮の例大祭と大観音寺の落慶33周年をドッキングさせ、稚児行道を開催するもの。いわば「神仏合体」のイベントで、商店街の重盛理事長の生みだしたアイデア。ここのところ大観音寺の花まつり、知的障害者オリンピックの水天宮でのトーチ点火式と行事が相次ぐ中での「合体」アイデアという。神仏一体のご加護で「お子さまの成長、無病息災」を願う、という趣旨だ。
応募は10日までに
この稚児行道に参加する子供(満3歳から7歳まで)を10日まで応募している。定員50名。参加費は1人1万円。申込みは大観音寺の寺務所か水天宮の社務所。問合せ=人形町商店街協同組合、TEL.3666-9064。
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