東京都は築後50年を経過して歴史的価値を有する建造物で景観上重要なものを「歴史的建造物」として選定している。その選定の72番目に旧十思小学校(十思スクエア)が決まった。 明治11年開校の十思小の校舎は震災後の複興小学校。外壁に円柱が並び、角地を利用して正面玄関が曲線を構成し、1階と3階の窓はアーチ型の意匠となっている。平成2年の開放後は福祉に利用され、地域にも開放されており地域の核としての存在を続けている珍しい例。