「勝どき橋をあげよう」という運動が、昨年はNPO発足に集約され、都と区への働きかけを進めている。これを受けて東京都は「かちどき 橋の資料館」を4月30日に区民開放することにした。
且つて大型船舶が隅田川を通るとき勝どき橋は開かれていたが、その時、開閉の操作をしていた場所が資料館となる。場所は築地市場の晴海通り(立体駐車場横)の出入口横にある厚生会館と勝どき橋の間。勝どき橋の橋台地(トイレのある所)から1段おりた所にある施設。建設局の所有地として残っていた。
その操作室を改修して、勝どき橋が建設された当時の設備や貴重な資料を公開する=写真。
開館前の4月29日(金)午前10時半からオープンセレモニーを開催する。一般開放は5月1日(日)からで、原則、火・木・土が開館。
世界に誇る「はね橋」として知られ、昭和15年、万国博のメインゲートとして建設された往時の最先端技術の粋を知ることができる。
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