築地銘店会も協力
東京のド真ン中で、全国の農産物と出会える青空市場が12日の土曜日、築地1丁目のADK松竹スクエア一階で開かれた。今年で4回目。俳優の永島敏行さんも参加して2000人の人出で賑わった。松竹と資生堂パーラーに加えて築地銘店会も協力。
2階のレストラン「カフェセレ」では「地域食材」による特別メニューを提供して人気をよんでいた。
世界の主要都市には一般の消費者が自由に買いものができる市場が人気を博しているが、東京には存在しないことから、この青空市場の企画が始まった。その意味で、中央区が提唱している築地市場が万がいち移転したとき、跡地の「鮮魚マーケット」に注目しており、こうした期待が重なって今回は築地の銘店会も協力に名のりをあげ、今後の展開が注目される。
売りに出されたものは前夜から当日朝に収穫した新鮮な野菜や産地直送の珍しい食品ばかり。
出展者は五団体、七グループ、六人の生産者。北海道、秋田、石川県輪島、栃木県大田原市、岐阜県郡上市、山形県鶴岡市、埼玉県入間市、愛媛県松山市、京都府など全国各地から農産物の他に山菜や果樹、豆腐、きのこ、鶏肉、鶏卵、花餅、緑茶、紅茶、海産物、花なども出展して人気をよんでいた。
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