東京日本橋西ロータリークラブは、2月25日、ロータリー創立100周年を記念し、社会奉仕事業の一環としてAED機器(自動体外式細動器)を、日本橋中学校と銀座中学校にそれぞれ1台づつ寄贈した。
この機器は、従来医師のみ使用が認められていたが、法改正と機器の簡素化によって一般の人にも使用が可能になった。心臓が停止したときは「最初の3分」が重要であるといわれ、側にいる人が速やかに心肺蘇生法を施し、救急車の到着を待つことが救命率を高める最善の方法。同ロータリークラブではこの機器の普及に向けて近々、会員と家族に心肺蘇生法の講習会を予定している。
中央区は昨年の補正予算で全国に先駆けて公立施設に設設した。まだ十分な普及でないことを聞いて、その一助になければと今回の寄贈になったもの。
|