泰明小学校の6年生が、24日、数寄屋橋公園に卒業記念樹として柳の木を6本、植樹した。当日は銀座の柳の育て親、勝又康雄さんも参加して、消え去ろうとしていた柳を亡き椎葉さんとどのようにして再生してきたかの苦労話をして、子どもたちに感銘を与えていた。
卒業記念樹のプレートには卒業生一同の「銀座の三世柳この地に共に育んだ私達の成長を願って」と刻まれた。また寄贈者の勝又さんと亡き椎葉さんの名前も刻まれた。
6年生(2クラス、69名)の卒業対策委員会は「雨嵐もものともせず、銀座の水をたくましく吸い取り、共に育んできた柳を植樹して、緑の大切さ、命の大切さを学ぶことができた」と語った。植樹を終えた子どもたちは、卒業しても毎年柳の成長を見にくるよ、と話していた。
地元の小学生たちに確実に受け継がれている銀座の柳に生みの親、勝又さんも嬉しそうだった。
|