19日の土曜日、雨まじりの悪天候のもと有馬小学校の体育館で中央区心身障害児・者の進路と生活を考える会による「もちつき大会」が開催された。今年は例年よりも参加者が多く200名をこえる親子づれが楽しんだ。矢田区長をはじめ押田議長に多くの区議、社会福祉協議会の柴崎会長、近隣町会長ら多数の来賓も列席していた。
冒頭、挨拶に立った大金紀子さんは、23回の時を刻めたことへの感謝をこめるとともに明石町に子どもたちの新しい拠点「レインボーハウス明石」が実現したことを報告、今後グループホームなど課題にとりくんでいく意欲も語った。
さらに「地的障害者が求める支援」として次の七項目を示した。(1)一人前の人間として扱って、(2)支援者の意見や考えを押しつけない、(3)本人が何をしたいのか確認して、(4)本人の希望が叶うように支援を、(5)人と比較するのはやめて、(6)話はゆっくりわかりやすく、(7)話し方がきつかったり、命令されるのは怒られている気持ちになるので、やめてほしい。
来賓が相次いでキネを打ったのち、子供たちが長蛇の列をなしてもちつきに挑戦していた。
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