「木から和紙ができるまで」の工程を、2月2日、中央区立常盤小学校(梶井 貢校長)の児童が、1月4日に新装オープンの小津産業(株)を訪れ、貴重な勉強をした。
同小四年の児童39名が同日朝8時半に「小津和紙」へ澤田純二教諭の引率で訪問。手漉和紙の主原料 楮(こうぞ)、三椏(みつまた)、雁皮(がんぴ)の木の刈りとりから蒸し、皮をむく、水にさらすできあがりの工程を真剣に体験した。
工房では小津の佐藤 彌さんや田村 正さんから約2時間をかけて実地指導を受け、この日ばかりは職人と弟子になりきって“日本橋”の都心で大きな勉強だった。
「紙を大切にする心をみんなで身につけていただければ幸いです」と、小津和紙博物舗の西本幸宏さんは話していた。
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