中央区ごみ会議は2日午後2時から日本橋劇場で初めての試みとして「環境落語」を開催した。「ごみ会議」は、ごみの減量やリサイクルの推進に向けて区と事業者で共に進めようという目的で、今年で7回目の開催。
落語に出演した噺家は、山遊亭金太郎と桂米多朗。ごみの出し方のルール、安心して飲める水の大切さの話、そして環境問題は「行政だけにまかせるのではなく、みんなで考えて取り組もう」とさとすなど、多彩な内容のエコ落語で好評だった。また、ストレート松浦は奇術を披露。京橋清掃協力会の柴崎会長を舞台にあげて芸を手伝わせ、笑いをさそっていた。
開催が昼間のため参加者は年輩の人たちが多かったものの、日本橋劇場に入るのが初めてという区民が多く、落ちついた雰囲気と本格的な劇場の作りに感嘆の声があがっていた。同劇場には奈落の座もある。日本橋出張所の4・5階に設けられている。
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