銀座8丁目の博品館劇場で3月17日(木)から21日(月)まで「銀座ロマンPRATU柳青める日」が上演される。実は、このモデルが勝又康雄氏の「銀座柳物語」というので、地元で話題になっている。銀座柳物語は、勝又氏の半生と柳再生の記録をルプライターの田中見世子氏の協力でまとめたもの。
泰明小卒の俳優も
出演は磯村みどり、賀川ゆき絵、佐々木明、外山高士、川地民夫、干波丈太郎といった豪華メンバー。中学3年生の門野翔君は泰明小学校の卒業生で、同校PTAもPRに参画している。干波プロ企画プロデュース公演。
あらすじは「昭和30年代の後半、日本は戦争の傷跡など、どこにも感じられない繁栄のさなかにあった。日本一の繁華街・銀座も東京オリンピックを終え、日に日にたくましく変貌を遂げつつあった。そんな頃、ひとりの男が、銀座に戻ってきた。彼には出征前に、将来を誓い合った恋人がいた。彼女は、繁栄のさなかであっても、彼のことは忘れてはいない。だが…彼の中であの戦争は終わっていなかった。激しく変わる時代の中にあっても、なお変わらないものそれは…。」
勝又氏は「主演女優の磯村みどりさんが(財)水資源協会の理事を長年され、小生の“銀座にせせらぎを”に深い共鳴と理解を得ていますし、他にも出演者に顔なじみもいます。小生の氏名や店の名も表面に出ていませんし、柳にとっても少くともマイナスにはならないだろうと、協力することにしました」と、作品の出来ばえに期待を寄せている。
公演日時=18日(木)18:30▽18日(金)14:00/18:30▽19日(土)13:00/貸切▽20日(日)14:00▽21日(月)14:00。開場は開演の30分前。チケット料金=前売券6千円▽当日券6,500円。全席指定。問合せ=干波プロ企画=TEL03-3622-0304。
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