新年恒例の中央区主催による「賀詞交歓会」が年明けの4日午後2時から浜町の総合スポーツセンターで盛大に開催された。今年は例年より少な目なものの町会や各種団体の代表者ら1,000名をこえて賑やかだった。(出席者1,177人。昨年1,225人)
演壇の頭上には日本たこの会提供による例年よりひと回り大きい大だこが掲げられ、干支のトリが描かれていて人目をひいた。
冒頭に矢田区長が挨拶。昨年来の台風から地震や大津波に至る天災によって地球の環境が傷つけられていることに危惧の念を示した。中央区政については念願の人口回復が順調に推移していることを数字をあげて報告するとともに、新しい行政課題として保育など子育て問題が生じているとして、「安心して住み暮らせる中央づくりにさらに邁進していきたい」と、新たな決意を示した。
ひき続き、区議会の押田議長、立石都議が新年の挨拶。3地区の町連会長が紹介され代表して京町連の後藤芳朗会長(八丁堀)が挨拶。このあと壇上左右に並んだ各種団体代表と官公署ならびにミス中央が紹介された。乾杯の発声を勤労者サービス公社の宮入正則理事長がとって、懇親の宴に移った。
名誉区民で明治座会長の三田政吉氏も列席した。懇親の宴で中山代議士と深谷元通産大臣が挨拶した。鳩山代議士の祝電も披露された。
賑やかに新年の宴が続くなか、都市整備公社の曾代吉勝理事長の中じめ、臨港防火協会の新川有一会長の万歳三唱で修了した。
なお会場で、12月26日にインドネシアのスマトラ沖で発生した歴史的惨事を招いた大津波に対しての義援金を募ったところ、8万9,257円が集まりこれに矢田区長が1,1000円を寄付して、10万257円となった。日本赤十字社に送付された。
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