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■ 1月3日発行  このページの先頭へ
日本の和紙 小津の和紙
「小津和紙博物舗」
4日・一斉に新装オープン

 創業(承応2年=1653)350周年を迎えた小津産業(株)(本社=中央区日本橋本町3-6-2=中田範三代表取締役社長=東証2部上場)が記念事業の一環として「小津和紙博物舗」ならびに「小津史料館」などの和紙文化センターを、小津ビル(日本橋本町3-6-3)から創業の地「小津本館ビル」(日本橋本町3-6-2=昭和通り角)に移転、1月4日(火)、一斉に新装オープンする。
  毎年1月4日に行われる三越・日本橋七福神めぐり(主催・日本橋七福会、後援 中央区観光協会)の開催日に合わせ、当日は例年通り七福神めぐりの休憩所としてお茶を入れるなどのサービスで協力する。
  日本の和紙・小津の和紙にふさわしく「小津和紙博物舗」新店舗では経営理念の温故知新を大切にし、年配の女性が多い顧客層を OLやそのお母さん、おばあさんが一緒に来店しても見て楽しめる商品の品揃えはもとより、各種イベントの開催、コミュニティの場となる店作りを心がけた。(1)書道用紙(2)手漉き和紙(3)絵画・版画・ちぎり絵用、内装用、インテリア用の各和紙(4)書道用品・便箋・封筒・はがき―など豊富な商品を4つに区分し、用途別に配列した。「日本の和紙の情報発信の中心」として、日本一の和紙専門店が誕生する。
  「小津史料館」は、紙と創業からの小津の歴史的関わりを物語る文書類・千両箱等用具類(中央区有形文化財指定=本紙既報)など約2,000点を随時展示、公開する(無料)。
  「小津ギャラリー」は、日本文化を愛する心から生まれた、落着いたふんいきの貸ギャラリー。
  「小津文化教室」は、書道、押花、和紙文化研究会など日本の文化と楽しく触れ合う場を提供している。新店舗の営業時間は午前10時から午後7時。日曜日のみ定休。駐車場あり。新店舗のデザインは(株)剣持デザイン研究所、鹿島建設(株)の施工。店舗スペース237.2平方メートル、総面積1150.8平方メートル。電話3662-1184(イイワシ)。

 
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