5日の日曜、月島でバードウォッチングが開催された。月島一之部西町会の企画部(筑間憲章部長)が企画して、文化教養講座の地域公開講座として開かれた試みで、教育委員会が後援している。
西仲橋に34人の参加者が集合して、月島川から隅田川のテラスに移り、佃公園、パリ広場へと散策。日本野鳥の会の会員でもある石川勉、坂部嗣雄、矢吹憲一の三氏が説明に当たった。石川氏は浜町に住んでいてシギやチドリを研究している野鳥のエキスパートで、次々と目に入る鳥の名前を教えてくれて参加者に好評だった。
前夜の嵐でキャンセルする家族が多く実施できるか心配されたものの、好天に恵まれほっとしていた。
カルガモ、オナガ、キンクロハジロ、マガモ、カワウ、ユリカモメなどおなじみの水鳥と共に確認できた野鳥は20をこえた。
「家族そろって自然観察しながら散歩ができる楽しさを経験できた」と多くの人は感想を述べるとともに「月島が思っていたよりも自然が豊かなことを再確認できました」とも話していた。
参加した子供たちは観察した鳥をスケッチして、これらの作品は来年のポスターに発表することになっていて、毎年好評だ。
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