12月に入っても異常にあたたかい日が続いて師走の実感がないと、天候の異変の話が多いなか、5日の日曜日を皮切りに恒例の「もちつき大会」が区内の各地で相次いでいる。
5日の朝から人形町大通りは半分を交通どめにして16のテント(15町会と本部)が並んで盛大なもちつき大会が繰り広げられた。昨夜来の大風で開催できるか心配されたものの朝には風もおさまり好天に恵まれた。このもちつき大会は日本橋三の部地区委員が水天宮前で始めて今年が31回目。交通事情で人形町に移ったものの、初めてついたもちは水天宮に奉納という儀式は変わらずに続けられている。
佃1丁目町会のもちつきは5日10時から開始=写真下。佃小橋たもとの公園には家族づれが集まり、つきたてのもちを堪能していた。
もちつきの器具も登場して蒸したもち米を一度機械に通してついていた。町会の世話役は「皆んな年をとったので、こうすると腰もいたくならず、回転も早いので、結構ですよ」と話していた。
銀座3丁目東町会は5日の日曜日朝から宝珠稲荷神社前で賑やかに餅つき。約120キログラムのモチをつきあげ、小川昭二郎会長ほか役員も汗だくの盛況だった。
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