好天に恵まれた20日の土曜日、浜町公園の隅田川護岸で「稚魚放流会」が実施され、テラスは家族づれなどで埋まった。
この放流会を主催したのは隅田川に恩返しをする実行委員会で2002年に始めて今回で3回目。東京の母なる川隅田川に「あなたもおさかなを飼ってみませんか」のよびかけで始めた。
当日は矢田区長も駆けつけて「さらに隅田川をきれいにしましょう」と挨拶。また今回、放つ魚の仲立ちをした築地魚市場「神奈辰」の栗林俊夫さんは「東京湾の魚は江戸前といって本当においしいんです。隅田川の水をもっときれいにすればもっとおいしい魚が食べられます」と協力を求めた。放した魚は種ケ島の車エビ3千、ヒラメ5千、アナゴ2千尾と大量。全員が川べりにおいて小魚をザルですくって放とうとするものの、飛びだす元気なアナゴ、車エビもあり悪戦苦闘していた。
今回はインターナショナルスクールから子供たちが親御さんと一緒に参加してにぎやかだった。幹事役の高橋区議や地元町会長役員も接待にあたっていた。また聖路加国際病院から看護大学の学生たちもボランティアで参加、サポートに精を出していた。
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