廃校になった十思小学校のプール跡地に今年も稲がたわわの穂を実らせ、10月20日、日本橋小学校の5年生が軍手をはめ鎌で稲刈りに挑戦した。稲刈りをする小学校は中央区では日本橋小だけで、東京都でも珍しい。 丹精こめて育ててきただけに子供たちの思い入れも強く台風23号の雨で条件が悪かったものの、すべる足をこらえ身をかがめて慎重に刈りこんでいった。 刈った穂は10日ほど校内で干したのち足踏みの脱穀機でもみにし、精米する。学校までドロんこまみれで稲を運ぶ子供たちは注目を集めた。