観光商業まつりで10月の中央区には相次いでイベントが繰り広げられている。地域の商店街がそれぞれユニークな催しものを展開して、多数の参加でにぎわった。
人形町てんてん祭
人形町商店街の若手が始めた「てんてん祭」も今年で16回目を数える。人形町大通りを開放して毎年、人目をひくイベントを展開。
10日の祝日に開催され、ブルースシンガーとして知られる大木トオルさんがセラピードックを紹介し、介護に立っている姿を実感できたと好評だった。昨年と同じくヘブンアーチストの大道芸にも人だかりができた。
築地場外でイベント
第9回の築地飲みねえ食いねえ祭りは16日の土曜に実施。メーン会場を市場橋横の駐車場での開催となったものの、「銚子のさんま、きれいな食べ方コンテスト」という珍しい出しものが注目を集めて、長蛇の行列ができた。お父さんに教えられたという小学2年の池田裕紀子ちゃんは頭と背骨だけを残しての食べっぷりで見事に1回の優勝に輝いた。
このコンテストは週刊誌にも大きくとりあげられ築地場外を全国に知らしめることになった。一方、秋の半値市も築地ならではの商品と人気を集めていた。
初のエコパレード
今年の日本橋・京橋まつりは17日の日曜日に開催され室町から京橋までの中央通りに人だかりができた。32回目の今年は「FCOパレード」と銘うち「日本橋・京橋環境都市宣言」にもとづき、「持続可能な循環型社会への架け橋に」とPR。勇壮なパレードと、コレド日本橋など六か所では、都公認のヘブンアーティストが大道芸を披瀝して道行く人の足をとめていた。
台風下のべったら市
江戸からの伝統行事「べったら市」が19、20日に開催された。
台風23号の影響を受けたものの年中行事にカサをさして多くの人たちが訪れた。今年は宝田神社の近くに日本橋の老舗・銘店が出店した。昔ながらの露店とともに地元も期待を寄せていただけに台風の雨降りには勝てず、人出はいまひとつということになった。
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