母親も職場に進出するようになって、子どもの保育が多様化してきた。決まった時間の役所対応では保育需要をまかないきれないのが実情。そこで都会を中心に民間保育が増えてきている。
　 保育所に子どもをあずける親が最も困る時は、熱を出したり病気にかかったら保育所があずかってくれないこと。こうした緊急時に対応しようというのが、こどもレスキューネット。NPO法人フローレンスが来年から中央区で構築しようと準備をすすめている。子育ての経験が豊富な方に一時預かりすると同時に、病院などとの緊急ネットワークで支えようという。
　 昨年4月、八王子市内のファミリーレストランの駐車場にとめられていた車に1歳3か月の女児が死んでいるのが発見された。このレストランに働く母親が、4人の子どものうち女児だけが熱を出し、保育所が保育を断ったためにおきた事件であった。
　 NPOフローレンスが募集するレスキュー隊は中央区か江東区に住んでいて、5日程度の病児保育研修が受けられる人。月島の小坂こども元気クリニックと大伝馬クリニックが協力している。謝礼は2時間900円で、時間はお好きな時間をシフトできる。
　 連絡TEL 3493・2841（駒崎）へ。