東京都は豊洲新市場の基本計画を策定し発表した。この件について時事通信は7月23日付のJAMP NEWSで次のような注目すべき報道をしている。
新市場の開設に伴い築地市場を閉鎖、跡地は売却し、将来的に豊洲(水産中心)、食肉(食人のみ)、太田(青果花き中心)の3大市場に卸売り機能を集中させる。中小の8市場は(1)生産者との直接取引やインターネット取引が増加(2)取引高の市場格差が拡大(3)低温貯蔵、耐震補強などの施設整備費がかさむなどの事情から、総廃合や民間委託を検討する。
基本計画を検討した市場審議会でも「既存市場の廃止や統合が行なわれるのか」という質問が出され、都は「今後の卸売市場の整備計画の中で検討していく」と答えるとともに次のようにも説明をしている「豊洲新市場と同水準の規格は既存市場でも必要と考えている。全体的な整備の方向、機能の充実については今後検討していく」 |