8日午後、天皇・皇后両陛下が「マイホームはるみ」を御視察された。敬老の日を前にしての行幸啓で、同施設が特別養護老人ホームだけではなく、中学校と保育園が同居する複合施設であるところから白羽の矢が当たったものと見られている。平成3年にオープンしてすでに13年の歳月を刻んでいるものの、いまだに全国の自治体や議会が視察に訪れている。御視察には施設関係者の他に矢田区長と区議会の押田議長も同行した。天皇陛下が区の施設を行幸啓されるのは久松小学校90周年以来のこと。現天皇が皇太子の時には久松小百周年と大島避難民をご激励の時に浜町体育館を訪れておられる。月島地域への行幸啓は初めて。このため晴海を中心にして町会自治会の役員が300人も日章旗を手にして歓迎に参加した。また晴海中学校の生徒も見送りに出た。陛下は帰りの車に向かわれたとき、中学生のいることに気付いて、生徒たちに手を振られた。
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