銀座通りで8月27日午前9時半から第23回目の「銀座震災訓練」が実施され町会、事業所などから4,000人が参加した。
訓練は東京一円にマグニチュード7.2、震度6強の強い地震が発生、との想定で始まった。事業所の自衛消防隊は銀座通りの8か所で初期消火や避難梯子の訓練を実施・
4丁目の和光からは救助袋が通りに降ろされ、社員がその袋から避難した。三越でも同様の訓練が、また教文館ビルの屋上からは警視庁レスキュー隊が担架で負傷者を吊り降ろす訓練を披露。
訓練には医師会、消防団、防火女性の会も参加して応急手当てやトリアージにもとづく重傷者の搬送などを連携プレーで実施した。
実施主体は銀座震災対策委員会で、地元消防団を再生した森連氏を中心に街ぐるみで発足させたもの。訓練後の区長や署長の参加した講評でこの点が高く評価され、23回という積み重ねに称賛が相次いだ。 |