自民党幹事長をつとめる区議4期生、今野弘美議員の後援会は、8月29日の日曜夜に銀座東武ホテルで恒例の「納涼の夕べ」を開催した。支援者ら200名をこす参加者で盛況だった。
司会は御園氏がつとめ、冒頭に2月に逝去した平林会長の冥福を祈り黙とうをささげた。新しく会長に就任した後藤芳朗氏は、昨年の選挙で1,249票を獲得して四期目の当選を果たし、現在は自民党の幹事長として活躍していることを報告するとともに、地元町会での奉仕ぶりも紹介して、その誠実な人柄を高く評価した。
矢田区長と立石都議が相次いで挨拶し、いずれも再開発の問題に言及した。とくに立石都議は「相次ぐマンションも町にふさわしいものにしていかなければならない」「町は住んでいる人が作るものであり、都市計画者や役人が、これぞ理想的と言って出来たものに町に合ったものはまずない」と、横山町の例をあげながら、生活者の視点の重要さを説いた。また、司会者から来年の都議選を紹介すると立石氏は「いつも新人、をモットーに頑張ります」と語って激励の拍手を受けた。
自民党の嶋田支部長が町での働きぶりを評価するとともに、矢田区長、立石都議、今野幹事長の息の合った協力で中央区政をすすめてほしいと期待を寄せた。
今野区議は、甲子園で準優勝した済美高校の校歌をひきあいに「何ごともとことんやれば実を結ぶ」との信念を披瀝した。さらに、勝どき五丁目の水産研跡地について東京都が中央区に全く相談なしに民間業者に売却した例を示して、「都のこうした姿勢で、勤労福祉会館の土地が処理されないよう頑張りたい」と新たな決意を示し、会場に拍手がわいた。
月島後援会の中川圭一会長が乾杯の発声をして納涼の夕べに入った。豪華景品の当たる福引きもまじえて歓談に華を咲かせた。 |