立石晴康都議会議員の後援会は11日、8月恒例の観劇の夕べを明治座で開催した。
観劇に先立つ後援会の集いでは壇上に町会、各種団体の代表が勢ぞろいし、加藤えりさんの司会で進行。主催者を代表して日本橋五の部連合町会の小堀章三会長は「早いもので、来年七月には都議選を迎えます。常に新しい目的をたて、誠実に実行している」と日頃の活躍ぶりを紹介し、協力をあおいだ。
来賓を代表して矢田区長は「立石さんを心から御尊敬申しあげております」と切り出し、総務会長など要職を歴任してきた経歴紹介とともに、一般質問で言及した築地市場の問題など行政課題に二人三脚でとりくんでいく決意を明らかにした。とくに市場の移転について「現敷地を売却して乱開発されたのではたまらない」との基本姿勢を示し、「そのためにも立石さんにあたたかいご支援を」と結んで拍手をあびた。
月島をよくする会の新川会長は、立石氏の人柄のあたたかさとともに勝どき橋や路面電車への情熱を紹介。とくに勝どき橋を開けることの今日的価値を説き、来年の闘いには「是が非でも勝たせたいので、協力していただけますね」と会場に大きな拍手を求めた。
東京都倫理法人会前会長の中野里孝正氏は「真面目で謙虚で、区長とはすばらしいコンビを組んでいる」と紹介、中央区がますます発展するためにもこのコンビが必要、という観点から協力をあおいでいた。
船宿鈴木屋の女将、白仁田君代さんが登場。7月に開かれた水辺シンポジウムで知り合った緑と、6代続いた船宿の娘として主人と家業を継ぐことになった経緯を紹介。古くからの文化を継承していくにはセーヌ川ライン川のように水辺を再生することは不可欠と主張、立石都議の日本橋川再生にかける情熱に共鳴していると語った。
自民党の嶋田善一支部長が区と一体となっての応援で臨む決意を披瀝した。
立石都議は、少子高齢化の時代にこそ「筋力アップでまちづくりにのぞみたい」との決意を語るとともに、勝どき橋を開けるなど観光都市への再生という新しい視点についても言及。「変化しても古いものはのこす視点」で政治に取り組む姿勢を明らかにして会場の拍手をよんだ。平林智司氏が恒例の手締めの音頭をとり、「とおりゃんせ」の観劇に移った。 |
