東京消防庁剣道大会が7月27日、東京武道館で開催され日本橋消防署が優勝、さらに同Bチームがベストエイトという快挙を成し遂げ、11日、東京シティターミナルのVIPルームで優勝祝賀会が開催された。
参加123チームで優勝の栄冠に輝いた選手が入場、監督から紹介され、参列者から祝福の拍手を浴びた。
挨拶に立った石橋良男署長は、且つて日本橋消防署が白袴の日本橋と恐れられながら優勝したことはない、との神話が生れたようだが、「本当かいな」と史実をたどったところ、昭和31年と35年に優勝している事実が判明したと報告。今回の優勝は日頃の練習と勝つことへの気迫、責任感、そしてチームワークによるもので、今後、他の職員の先頭に立ってほしいと激励した。審判長をつとめた笹岡氏(上野署長)は、今回の優勝は絶対に負けないとの自信の成せるところであるとして高い評価を与えた。
関連団体を代表して消防団の吉澤団長が「努力精進の賜もの」とたたえ、今後に生かすようにと激励する祝辞を送った。署長から代表選手に記念品が贈呈されたのち、危険物安全協会の酒井会長が、剣道はやらないが剣豪小説は大好き、という立場から先手必勝の薀蓄を説いて乾杯の発声をとり祝賀会に移った。
選手は次の各氏。
<Aチーム>先鋒 石橋智司▽次鋒 中薗一馬▽中堅 三浦篤司▽副将 吉田修▽大将 田口典秀▽補欠 宮原香織<Bチーム>先鋒 松浦知哉▽次鋒 原宏彰▽中堅(兼監督)三宮昭太▽副将 片岡祐子▽大将 福留健二▽補欠 久保裕一
焼死者ゼロ記録7千日を達成
日本橋消防署は17日をもって焼死者ゼロ記録7,000日を達成した。これを記念して24日、日本橋女学館で「ふれあいコンサート in にほんばし」を消防庁音楽隊と同校吹奏楽部との合同演奏で開催する。 |