日本橋小学校が地域ぐるみで作製した「日本橋音頭」がCDとなって、地元の話題を集めている。
同校は東華・十思の2校が合併して誕生したが、他の各小学校で運動会などに踊れる音頭を有しないところから、10周年を経たのち気運がたかまり、松田校長、石島PTA会長らによって企画が練られてきた。
その結果、作詞は児童たちで作ることとし、大西あす夏さんと横山貴久野さんの作品を地元の郷土史家である有田芳男さんが補作した。作曲は高橋司さん。
こうして出来た音頭を唱うのは蛎殻町に住んで久しい、さこみちよさん。演歌の歌手でラジオのトークショーなどでお馴染み。落語家のぜん馬師匠と所帯をもっていて、そんな縁で「ぜいたく餅併」の重盛永造氏と親しく、同店のコマーシャルソングを唱ったこともある。振付は同校保護者の東純生さんが見事に仕上げてくれた。
こうして誕生した日本橋音頭が、同校校庭や堀留公園で開かれた盆踊り大会で地元の多くの人たちに披露され、知ることになって、評判をよんでいる。
さらに10月の人形町商店街が主催するバラエティショーは「さこみちよショー」と決まり、舞台で日本橋小学校の児童が踊り、さこみちよが熱唱することも決まった。
唱は次のとおり。
(1)東京の真ん中、中央区
古い歴史の人形町
つつじにかこまれ、輪になれば/大人も子どもも にっこり笑い/みんなで歌おう日本橋
(2)子どもがいっぱい、中央区
みんな遊び場 堀留町
みんなでたくさん 楽しめば 大人も子どもも にっこり笑い みんなで遊ぼう日本橋
(3)べったら市の えびすさま
伝統受け継ぐ 伝馬町
つつじの子どもを見守って
大人も子どもも にっこり笑い/みんなでいこうよ おまつりへ |