中央通りの歩道植えこみは従来の低木が四季折々に花咲く「花壇」に変わり、「はな街道」と命名され、好評を博している。
この企画は江戸開府400年を記念して、名橋「日本橋」保存会、日本橋地域ルネッサンス100年委員会が国土交通省東京国道事務所とタイアップして始めた事業。室町から京橋2丁目までの沿道の町会や企業がボランティアとして花壇への水撒き、歩道の清掃に参加することで新たな美化活動を展開している。これによって「ゴミのポイ捨てが減った」「街がきれいになった」「お客さんから声をかけられる」などと地域はもとより街を訪ねる人に好評を招いている。
そこで事業の継続と新しい展開をはかるために、中央通り「はな街道」実行委員会を設置して、協議の結果、このほど国道事務所と連携のうえ中央通り「はな街道」フラワー・サポート・プログラムを推進することになった。
花壇の水撒きや歩道の清掃はこれまで通りボランティアとして展開。新たに花壇に季節の花々を咲かせる費用(フラワー寄金)を提供する「フラワーサポーター」を募集するというもの。町会の個人・企業・団体が対象で、提供サポーターは花壇ごとに設置されるサインボードに記載される。問い合わせTEL3664-8741(ハナヨイ)。 |