勝どき橋をあげようという運動をより広く展開していくため、「水と緑と光に輝く中央区研究会」をNPO団体にしようと、5月に申請手続きをして、9月中にも認可される見通しとなった。7月20日、月島コミュニティルームで開かれた役員会の席上で明らかにされた。
NPOは特定非営利団体活動法人の略称、主に福祉やまちづくりなどで活用されているボランティアの一種。東京では3,600をこす団体が認可されている。法人格のために定款を定めて会計報告も明らかにするなど規制も厳しく定まっている。
「水と緑と光に輝く中央区研究会」は、勝どき橋をあげる運動を中心的にすすめてきた「月島をよくする会」だけでは限界があるとして、もっと行政側の支援も受けやすく市民レベルに広げたいという願いをこめて発案された。
同会は「人の往来なくして繁栄なし」をモットーに、様ざまな都市機能(河川、橋、公園、公共交通など)の装置を演出することを活動主眼にあげている。勝どき橋の開閉もその一環で新交通システム「LRT」についても提案している。
7月23日の会合には立石都議も顔を見せて、「区民の発意によるもので期待している」と挨拶した。
会長に月島連合町会長の柴崎仁久氏が就任、理事も決まっている。
会員は個人が入会金3,000円、年会費5,000円、団体は各10,000万円。問合せ電話3531・0093。 |