11日の日曜日、中央区女性センター「ブーケ21」で、「浜のかあさんと語ろう会」が開催された。主催はウーマンズフォーラム魚(WFF)で今回で43回目。
北海道知内町の「浜のかあさん」が採れたてのアワビ、ホタテ、ホッケを煮付、サラダ、刺身、スープに料理。それぞれのさばき方、おろし方を「かあさん」が都心のお母さん、お父さん、そして子どもたちに、文字どおり手とりで教えた。若いお母さん達は携帯電話のデジカメにおさめたり、ノートにメモするなど真剣だった。
とくにホッケは開きでは知られているが、ナマで手にすることは珍しく、多くの人たちの注目を集めた。料理したのちは食味を楽しみつつ、浜のかあさんたちと貴重な意見交換をした。
代表をつとめる白石ユリ子さんは「魚はおいしいけど、資源には限りがあるのです」と、魚をとおして地球を考えてほしいという同会の趣旨も説いていた。女性の立場で日本の魚資源を追及する会として各界の注目を集めている。事務局=銀座3-12-15 TEL3546-1291。 |