中央区は今年の中学1年生から初の自由選択制を導入した。このことについて教育委員会は制度の対象になった生徒の保護者と教員に対しアンケート調査を実施した。調査は6月で主な内容は次のとおりだった。
<自由選択の申込者>どのような理由で学校を選択したか(1)通学距離・交通の便16.4%(2)特色ある教育活動15.6%(3)子どもの友人関係13.3%(4)部活動9.4%
<申込しなかった者>主な理由は(1)通学距離や友達関係から指定校がよかった76.7%(2)申込み資格がなかった9.4%(3)選択判断つかなかった8%
<通学区域の学校を選択した理由>(複数回答可)(1)子どもの友人関係24.8%(2)通学距離や交通の便24.2%(3)兄弟が通学している9.3%(4)地域とのつながり8.6%
(以下は全員への質問)
<最終決定は誰>(1)両者で十分話し合って41%(2)子ども35.1%(3)保護者22.7%
<自由選択校の決定は>(1)子ども42.9%(1)両者で十分話し合って42.9%(3)保護者14.3%
特色ある教育を望む
<学校選択に望む情報は>(1)特色ある教育活動25.4%(2)卒業生の進路20.8%(3)部活の状況18.4%(4)学校の教育目標
<入学して学校生活に満足しているか>(1)満足している70.8%(2)どちらともいえない25.5%、(3)不満足である3.7%
<自由選択した者>(1)満足している75%(2)どちらともいえない21.4%(3)不満足である3.6%
不満足とする理由では「友人関係」「授業・学習への不満」が25%で同数となっている) |