平成12年に「江戸前シリーズ第2弾」として『日本橋から』を発売して脚光をあびた演歌歌手の小野由紀子が、このほどビクターから『築地明石町』を発売した。昨年は歌手生活40周年を迎え、日本橋三越劇場で特別公演を開くなど節目の大活躍。そして今年は「歌の道歩きつづけて40と1年まだ旅の途中...」と、新たな決意で新作を発売した。
「築地明石町」は、往年の料亭がたちならんでいた粋でシックな町なみを彷彿とさせる「しっとりメロディ」にのせて唱いあげている。
「川風がもつれさせたか糸柳/義理が絡んだ柵(しがらみ)を/切ってあなたと暮らしたい/あゝ夢が流れる築地川」「ガス灯の灯り咽(むせ)ぶか影法師/浮世芝居の幕引きを/知っているのはお月さま/あゝ夜が流れる明石町」
作詞・円理子、作曲・四方章人、編曲・佐伯亮。
7月2日、小野由紀子は矢田区長を表敬訪問する。 |