30年の永きにわたり町会長をつとめた近藤利雄氏に感謝する会が、6日の日曜、ロイヤルパークホテルで開催された。人形町1丁目町会の副会長が発起人となり開かれ、日本橋の連合町会長、三の部の全町会長らが来賓として招かれ、地元町会員と共に盛大に開催された。
司会を地元選出の石島区議がつとめ、発起人に名をつらねた福岡昇氏、松村守夫氏、石木一良氏、石山洋子さんが紹介された。代表して新町会長に就任した福岡氏が挨拶。30年間の実績を慰労するとともに「再開発で町内には問題が多い。高齢ながら元気なので今後も町のためにご協力いただきたい」と語った。
さらに石木氏からは、大正4年に福井に生れてからの経歴が紹介された。区長と町会長から記念品が、石山さんから花束が贈呈された。
来賓を代表して矢田区長は「なくてはならない存在で、近藤さんがいない会はない」と、存在の重さを強調し、今後も地域のために助言してほしいと挨拶した。日本橋町連の湧井前会長、三の部連合町会の中野会長、人形町商店街の重盛理事長から、それぞれ地域に根ざした活躍ぶりが紹介された。
謝辞で近藤氏は、本日の催しへの感謝の意を表するとともに今後のおつきあいを述べて拍手をあびた。水天宮の植田名誉宮司の発声で乾杯して祝賀の宴に移った。津軽三味線の演奏も楽しんだ。 |