念仏踊りの本格的な伝統行事として知られる佃島の盆踊りは今年7月13日から3日間にわたり開催される。この行事をPRするポスターが佃島盆踊り保存会によってこのほど出来あがった=写真。
やぐらを中心に輪になって踊る風景をイラストで描いている。江戸の昔、本願寺が日本橋から築地に移ったとき、佃島の人たちは新しい寺づくりに率先して参画した。佃島の盆踊りは東京都指定の無形民俗文化財になっている。ポスターには「哀愁と無常感が漂う 他に類をみない文化と歴史の盆踊り」と銘うち、「唄は全て口説き形式で、秋の七草、糸屋の娘、阿波の鳴門、村尽し、お吉晴三、石重丸などの古き時代の数少ない盆踊り唄を伝えている」と紹介している。 |