わが国陸の玄関 東京駅周辺では暴力団の活動が活発になっており、ホテルを商談や取引場所に利用している実態から対立組織の抗争や犯罪性の高いトラブルに巻き込まれたり、さらにホテルへの不当要求などの被害にあうことも懸念されている。
そこで中央警察署管内の14のホテルが結集して「ホテル・旅館業界 暴力団等排除協議会」(仮称)を設立、6月11日(金)午後1時から八重洲富士屋ホテル(八重洲2一9一1=東京駅八重洲南口)で決起大会を開く。
中央警察署長、刑事組織犯罪対策課長ほかが出席、ホテル側担当者を交えて(1)中央警察署との連携を密に(2)暴力団を排除するための研修会及び情報交換会(3)暴力団の不当要求行為による被害の防止に必要な知識、技能を修得するための講習の受講―などを基本に、ホテル側も自助努力で対応を高め、最善の対策を練ることを確認する。 |