近年、空前のペットブームで家で犬や猫を飼うケースが急増している。そこで中央区は区内の動物愛護や管理について検討をして総合的なペット対策などを推進していくために「動物愛護懇談会」を設置して、5月27日に第1回目の会合を開いた。
懇談会では、(1)飼い猫の適正な飼養、(2)飼い主のいない猫、(3)飼い犬の適正な飼養、(4)その他の動物、について検討をしたうえでその結果を区長に提言する。
区内には犬や猫を飼っている人たちでつくるグループもあり、朝の散歩で公園に集まり意見交換をしている。その一方で築地を中心に猫への虐待事件も発生してマスコミに大きくとりあげられた。また場外市場では猫が横行して衛生面など大きな被害を生じていることも事実。このため区議会でも区に総合的な対策を求める声が出ていた。
委員は次の各氏。
<学識経験者>井本雄太(井元動物病院)荒川太郎(つきしま動物病院)井上龍太(フーレップ動物病院)<動物愛護団体>細野悦子 飯窪里花 飯島眞一 平木佳世子<区民の代表>小林高光(京橋連合町会)佐々木隆綱(日本橋同)保田清(月島同)黒川恵美 坂戸節子 松末小巻(公募) |