築地場外市場で15日の土曜、「春の半値市」が開催された。朝の9時から売り切れまで場外市場・共栄会の200店舗が参加する場外恒例のイベント。各店自慢の逸品を、「売れば売るほど赤字」を覚悟で各店1品を用意。これが消費者の人気をよんで、店舗の並ぶ場外の道路は人波でごったがえした。
また東京昆布協会が提供した日高昆布を2時から休憩所でプレゼントしたところ長蛇の列ができ、用意した1500の昆布パックがあっという間にさばけた。
集まった客は場外の雰囲気がいかにも楽しいようで、帰りには寿司店に寄る人たちが多かった。
築地から市場が移転するとは想像できないほどの賑わいで、市場の人気のほどを示していた。イベントの主催は築地場外市場商店街振興組合(北島俊英理事長)と築地共栄商業協同組合(礒野 忠理事長)の2団体。 |