中央区は「中央区の教育を考える懇談会」で当面する課題を整理し、すでに中学校の自由選択制などを具体化している。
さらに残された課題について具体的な検討を行うため、このほど「中央区学校教育検討会」を設置した。
この検討会では次の課題を調査・検討する。(1)区立学校のあり方、(2)特色ある学校づくり、(3)小学校の自由選択制(4)学力の向上、(5)地域に開かれた学校づくり、(6)学校の二学期制、(7)幼保一元化。
検討会は平成18年度まで設置され、所属委員は次の各氏と決まった。
<学識保険者>葉養正明(学芸大学教授)藤井佐知子(宇都宮大学教授)安藤駿英(日本教育会常務理事事務局長、元京橋築地小校長)
<PTA>倉澤豊明(京橋築地小会長)深谷嘉則(日本橋中会長)則武一光(月二小会長)
<校・園長>新藤幸雄(日本橋小校長)岸本修二(月一小校長)塩入睦夫(日本橋中校長)信田幸子(明石幼稚園長)
区長部局として企画、総務、福祉、都市整備部の各部長と教育委員会事務局も委員に名をつらねている。
競争を原理とする新しい教育の時代への中央区の指針が注目されている。 |