名橋「日本橋」保存会は、3月27日の土曜、日本銀行本店旧館前の植込みに桜を植樹した。
保存会の井上和雄会長は、「日本橋という町は桜が似合う。すでに橋の4つの広場に桜を植えているが、この日銀前の通りも桜並木にして日本橋の名所にしたい」と、桜による日本橋のまちおこしに期待をこめた。また「日銀通りはありますが、この通りにまだ名称がついてないので、皆さんのお知恵をおかしください」とよびかけた。
来賓を代表して矢田区長、国道事務所の藤井所長、日銀情報サービス局の湯本局長があいさつした。日本橋一の部の湧井会長、六の部の成川会長をはじめ本石町、室町、本町の町会長も列席し、ミス中央区とさくらの女王が植樹の接待をした。
銀座に桜生花
3月27、28日の2日間、銀座通りに桜のオブジェがお目見えして、銀ぶらを楽しむ人たちの目をひいた。
銀座通連合会と国際ブランド委員会GILC(会長=斎藤峰明・エルメスジャポン(株)社長)の共同企画。GILCは銀座に出店しているブランド11社で構成されていて、今後も銀座にふさわしい文化性と公共性の高い事業をすすめていきたいという。
ソメイヨシノなど3種類の花のついた枝を生け花ふうに何本か束ねてオブジェにしたもの63台が等間隔で一丁目から八丁目まで並んだ。人の丈よりも高いので目立ち、春の訪れを告げていた。
新住民で花見
3月28日の日曜日は好天に恵まれ各地で花見会が繰り広げられた。佃公園にはリバーシティに住んでいる住民が350人もくりだして、池の周りにシートを敷いて花見を楽しんだ。18日に開花宣言しながら天候不順が続き、まだツボミのままの木も多かった。
この花見会は団地の有志がよびかけて10年以上も続いてるイベント。家族づれの参加が多く、外国人も多く楽しんでいた。焼そば、おにぎりに豚汁、そしてバーベキューには列がたえなかった。接待した人たちも全て団地の住民で、多くの人たちに感謝されていた。この花見を毎年楽しみにしており、コミュニティが序々にふかまるという。住民の鷲頭区議も妻とともに接待に汗を流していた。
トリトンで春の花祭り
晴海のトリトンスクエアではオープン3周年を迎え、5月5日まで、色とりどりの花で施された立体花壇が登壇する春の花祭り「トリトン・フラワーカーニバル2004」が開催されている。
期間中、グランドロビーには「フラワーキッズパーク」桜の散歩道には「フラワーカーニバルトレイン」が登場。大人も子供も楽しめる参加型イベントも実施。
10日(土)、11日(日)正午から6時。パフォーマーと子供で館内を冒険しながらパレードなど盛り沢山。
浜離宮庭園で春のイベント
<さくらコンサート>10、11日「中国の伝統楽器による演奏」、10日は中国舞踊も▽17、18日「銀座汐留に因んだ懐かしの唱歌・流行歌」歌・岡範子、伴奏・松崎充代。潮入りの池横。午後1時から4時。
9日から18日まで、江戸から続く獅子舞や曲芸を三百年の松前で正午から7時まで数回上演。
9日から18日までの10日間は日没から9時まで庭園がライトアップされる。また中島の茶屋では夜8時半まで抹茶と和菓子の有料サービスもしてくれる。 |