京橋・八重洲・日本橋の再開発と併行して、京橋一の部連合町会(八重洲・京橋・宝町地域の11町会)と同地区に100店舗を超える美術商が集結している美術骨董協議会とが連携、地元の活性化をめざし1月29日の第1回打合せに次いで、「京橋町づくり協議会」(仮称)を3月22日午後6時から京橋一丁目の割烹「京楽」で開いた。
京橋一の部連合町会から大塚一雄会長、井上博夫副会長、上倉廣治相談役、榎本永寛監査、石井 博京橋二丁目東町会副会長、福島京橋はじめ会(青年部)会長ら、古美術商からは森田、飯田、三島の各氏代表、宝くじドリーム館の近藤館長、さらに清水建設の萩谷真佐夫建築事業部長、小塚隆久氏ほかが出席。
大塚連合町会長は「先日行われた八重洲口再開発協議会の総会で、八重洲側(日本橋・八重洲・京橋)地区都市づくり調査研究の中間報告が行われた。この中で京橋地域はブリヂストン美術館や東京国立近代美術館フィルムセンターなどとともに画廊や骨董品店が数多く立地するなど貴重な財産がたくさん存在する文化的資源の豊富な非常に特殊な地域と認められています。この会を中心に、あらゆる機会をとらえて地域のまちづくりを推進していきます」と意欲を表明した。
“京橋便利マップ”作成 京橋一の部の青年部
さらに、都営地下鉄浅草線の京橋一丁目地下への乗り入れ、東京駅ツインタワー建設、巡回バス(メトロリンク)の運行開始など概況を報告。京橋一の部青年部が、宝くじドリーム館、古美術商の皆さんほかの協力で“京橋便利マップ”を作成中であることを明らかにした。井上副会長は、4月9日から3日間開く“美術骨董まつり”(本紙4月5付で紹介)への協力取り組みを具体的に進め、また、歩行者の危険や景観の悪化を助長するパーキングメーターの取り扱い、宝くじドリーム館前(北側)の道路の“京橋宝通り”(決定)と、東仲通りの名称についても協議することにした。 |