銀座文明堂(岡本圭祐・代表取締役社長)は「銀座五丁目店」(銀座5-7-10、中央通り・みゆき通り角・中村積善会ビル1階)を12日・リニューアルオープンした。
文明堂は明治33年、長崎で創業したしにせで、大正11年に東京進出。同14年に宮内庁御用達の栄を賜わった。昭和14年に銀座に店舗を構え、カステラをはじめ菓子作りの伝統を守りながら、時代に即した菓子を銀座から発信しつづけている。
カステラによって結ばれたスペイン国との交流はいまなお続き、昭和56年には 岡本 光・銀座文明堂会長に、日本人初のメリトシビル功労十字勲章が授与され、同国のファン・カルロス国王、ソフィア妃、クリスティーナ王女来日時には文明堂の特選53カステラを献上するなど、国際親善にも一役買った。
East Meets West をテーマに、海外の有名ブランドが立ち並ぶ銀座通りで、新店舗では、列柱、暖簾、格子、墨色、舞台、灯籠等の和の美をキーワードに、光と影の織りなすショップと、ラウンジで、伝統と革新の調和した21世紀の銀座の老舗を感じさせる空間が躍如。
ショップでは銀座文明堂が誇る特選五三(ごさん)カステラ、代表商品三笠山をはじめ限定品を販売、銀座ならではのお菓子をセレクトする。
ラウンジでは和と洋の融合したメニューの数々と、伝統に培われた最高のおもてなしでお迎えする。同店電話3574-0002。
中央区内では、歌舞伎座ならびに「東銀座店」勝どきの「勝どき店」とも盛業中。 |