◎横山町、馬喰町、東日本橋―問屋街の鎮守神「初音森神社」(東日本橋2-27-9=田部裕子宮司)は本年度初午祭を2月13日午前11時から同神社2階の儀式殿で厳粛盛大に斉行した。
田部 貢神官の司祭・典儀で、田部宮司が神事を奉上したあと、全員が玉串を捧げて、問屋街の安全と商売繁昌を祈った。
田部宮司は「初音森神社の由緒書」と「墨田区の氏神さま」(千歳2-4-8=鎌倉中期、約700年前の創祠。江戸初期まで馬喰町・初音ノ森鎮守として祀られていたが、郡代屋敷建設のため現在地に移され、日本一の問屋街で商売繁盛の神様として信仰が厚い)を片手に、由来をひもとき=写真上、氏子の安泰と繁栄に願いをこめた。
浅野雄悦、郷 金二郎、中村恒夫(東日本橋)、飛川恵一、烏山 ショウ(横山町)、中村庄八=長谷川本繼、山越 孝、五味賢一、松本 昭、小林幹一(馬喰町)の町会長や代表の各氏、総代会、崇敬会、さらに立石都議(秘書)ら多数が列席、飛川氏が代表して挨拶。浅野氏の発声で乾杯、和やかに直会にうつった。
◎兜町の鎮守神「宗教法人天一位 大原稲荷神社」(責任役員代表=中島興治(兜町 中島クリニック院長)は本年度初午祭を2月20日12時15分から同神社で、新日本不動産(株)(中島ビル=中島クリニック)の蛯名 潤氏の司祭で厳粛に奉仕した。
宮西惟道・日枝神社宮司、栗原崇次・彌宜ほか神官による神事に次いで、中島代表、江本善弘・兜町町会長、小西照男・角田周二、新藤節誉副会長ほか役員、講中勇志、さらに新居康次・茅場町1丁目町会長、神谷 巖副会長、安西暉之・茅場町2・3丁目町会長、神林 烈区議、中央警察交通課長ほか全員が玉串を捧げ地域の安泰を祈った。宮西宮司は「稲作をはじめ五穀豊饒」と、さらに安全な町へ講中各位の情熱に謝意。
中島代表は「兜町の景気もまだ完全回復とはいかないが、大原稲荷さんのご加護で、暖かいきょうの天気のように」とお礼のあいさつ=写真左。引続き、うなぎ「松よし」で、中島代表、江本町会長の挨拶で和やかに直会を開いた。
◎茅場町1丁目町会(新居康次会長)の守護神で山王日枝神社日本橋攝社境内に隣接して奉安・祭祀の「宗教法人 明徳(翁・祇園)稲荷神社」の3社合同初午祭が2月20日午後2時から同神社で厳粛盛大に斉行された。
日枝神社の宮西惟道・宮司、栗原崇次・彌宜ほか神官によるのりとの奏上とおはらいを受け、新居康次、神谷 巖、今野克彦の責任役員各氏をはじめ町内幹部有志、中島興治・大原稲荷神社責任役員代表(中島伊代子夫人)、江本義弘・兜町町会長、安西暉之・茅場町2・3丁目町会長、神林 烈区議ほか多数の参詣者が相次いで玉串を奉典、町内安全、家業隆昌を祈願した。
このあと社務所で、町会の神谷 巖副会長(責任役員)の司祭で直会を開催。宮西宮司が3社稲荷の由来を解説。
新居康次・町会長(責任役員)は、多数の参詣にお礼を述べるとともに「お稲荷さんのご加護で、町の安全と繁栄を祈ります」と冒頭挨拶。安西暉之・茅場町2・3丁目町会長の発声で乾杯、和やかに歓談が続いた。
◎銀座すずらん通り商店会は「熊谷稲荷神社」(田崎真珠ビル10階に奉安祭祀・斉主・田崎俊作社長)の初午祭を2月9日午後2時から斉行。 |