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今回の曲目「sevillanas(セビジャーナス)」は、毎年春スペインで開催されるお祭りで踊られる曲の一つです。
自ら編集したビデオで柔軟体操を行い、ステップの練習に3時間近くを占められていました。時折、聞きなれないスペイン語が飛び交ったり、両手に持つカスタネットの練習にも余念がありません。つま先やかかとで床を踏み鳴らしてリズムをとり、手の動きのしなやかさで心を表現するのがフラメンコの醍醐味です。踊り手とギタリスト、歌い手の呼吸に合わせながら、甲高い音と低くこもった音の二種類の音を使い分け、手拍子を叩いていきます。観客側から見るとメリハリや小気味良い駆け引きがあって、それもフラメンコの魅力の一つだと思います。足さばきと床を踏み鳴らす音は、スペインの人たちの情熱的な国民性を表すようで、見ている人を魅了します。 |
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平成22年度の発表会 |
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