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代表の小関さんがこの会に入会されたのは昭和58年ですが、それ以前から相生橋の袂の旧青年館で会は始まっていました。
お伺いした3月10日に、講師の阿部先生からレザークラフトの製作工程について詳しくお伺いました。
デザイン画を型紙におこす→トレース紙に型紙を写す→製作したい作品(バッグ、眼鏡いれ、財布など)にあった革(豚、牛、山羊など)を選びトレース紙を載せて写す→模様を彫り染色する→染色した革に型紙を置いてスーベルカッターで大理石の上でカット→革すきは指定して専門家に依頼。(皮も豚皮、牛皮、山羊皮と種類が豊富なのでバッグにするのか眼鏡いれにするのか、財布にするのかと用途によって選択し、皮すきも何ミリまでにするのか指定します。)→裏地を選び縫製→針穴の数を前後で揃え、針先の丸い革細工専用針で縫製する。皮なめしは「植物タンニンなめし」と「クロムなめし」があり、革も生き物なので加工しないと腐るそうです。小槌やゴム盤、大理石と珍しい道具も拝見し、愛着のある作品が出来上がるまでの工程等をきめ細かに説明していただきました。
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レザークラフトの道具
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