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ヤマちゃんのちゃんぷる交遊録
謡曲会
四拾七の巻 「謡曲会」
会 場:築地社会教育会館(月1回の抽選の関係で、月島社会教育会館で行う時もあります)
例 会:月3回土曜日 PM6:00〜9:00
会員数:10名
代表者:野澤 茂樹さん
講 師:新江 和人 (あらえ かずと)先生(観世流能楽師)
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 平成11年4月に設立されたこの会は、謡曲と仕舞のお稽古を楽しむ会です。
 お伺いした7月25日は、ちょうど謡曲「嵐山」のお稽古の最中で、浪々とした声が心地よく響いていました。
 能には観世流、宝生流、金剛流、喜多流、金春流と5つの流派がありますが、講師の新江先生は観世流の能楽師として舞台で活躍中です。お稽古では謡の一節一節や仕舞の細かな所作まで、先生が一人ずつ丁寧に指導されていました。
 能舞台は3間(5.4メートル)四方と広さが決まっていて、能ならではの節回しと型、役柄の心持ちによって、若者から老人までの多様な人物、神様や鬼などを演じ分けることを教えていただきました。観世流の能楽堂は、現在は渋谷の松涛にあり、謡曲は江戸時代から町人衆のたしなみとして広く普及していたそうです。


発表会発表会


 会員の皆さんが楽しくお稽古されていたのが印象的でした。初心者大歓迎で、最近始めた方が何人もいらっしゃるそうです。また、年2回は、発表会も行なわれています。「お気軽に見学にいらしてください。」とのことでした。
 見学ご希望の方はご遠慮なくご連絡くださいとのことです。
代表の野澤さんのEメールyoukyokukai@yahoo.co.jp
観世流の謡の本と舞扇観世流の謡の本と舞扇


ヤマちゃんの一言…
   学生の頃、友人に連れられて能楽堂に足を運び、幽玄で華やかな舞の美しさにひきつけられたことや、友人の披露宴で新婦のお兄様がお祝いの謡曲を披露した光景が脳裏に焼き付いているので「謡曲会」にお邪魔するのが楽しみでした。世阿弥が書いた「風姿花伝」の内容は忘れてしまいましたが・・・。
 

2009年8月掲載記事  
※内容は、掲載当時のものとなります  
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