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前回「四拾五の巻」の取材先、中央区の「第6回エコまつり」のブースでは「フード・マイレージとバーチャル・ウォーター」というタイトルで、参加者に低炭素生活の勧めを提唱していました。
「バーチャル・ウォーター」とは「仮想水」とも呼ばれ、食糧を生産する時に使われる「見えない水」のことで、食糧生産時には驚くほどの大量の水を使います。日本の食糧自給率は40%、60%を外国からの輸入に頼っているので、世界中から大量の水を輸入していることになります。因みにこの地球上で私たちが生活に使える水は0.01%しかありません。
「フード・マイレージ」は食料の輸送距離のことで、食料を遠方から運ぶことは、多くのエネルギーを消費し、たくさんのCO2を排出しています。
ブース内のパソコンには、食品のバーチャル・ウォーター(VW)量が入力されていて『カツ丼を食べると水がどの位使われているのか』や『ステーキを食べると水がどれだけ使われているのか』という「バーチャル・ウォーター自動計算表」を使ってVW量が直ちに理解できるようになっていました。
子供たちには面白いと好評でしたが、大人でも目からウロコの最新情報でした。
中央区の「第6回エコまつり」、「第8回中央区ブーケまつり」の出展では、楽しい展示と新しい環境情報を来場者に披露されていました。
[主な活動暦]
■「Eco-Being 谷津干潟自然観察会」
■「チュラ(かまど)を通して見たバングラデシュ」
■ Eco-Being 環境学習会「キリンビール横浜工場 “環境コース”」見学会
■「浜離宮庭園で華やかなお正月」イベントへ出展
■「水元公園で春を感じよう」「都心での養蜂の現場を見に行く」
■「中央区エコまつり」「ブーケまつり」「こどもとためす環境まつり」出展
■「浜離宮庭園クリーン・エイド&冬鳥ウォチング」
■ 中央区主催「中央区環境学習講座」企画・運営協力 |
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