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先生からの手ほどきをしていただきました。鼻の下、下唇の下、三陰交の所、属に言う体のツボを軽く押されると、力をいれていないのに身動きできず驚きました。身体の抑える箇所により身動きができなかったり、必ず呼吸が停止するところがあることも教わりました。
先生は月島で「川上治療院」を開業されていて、人間の体の複雑さを知りぬいていらっしゃり、日常でも鉄の下駄をはいて鍛錬されています。ちなみに足の甲を触らせていただいたのですが、その硬さは鉄の板のようでした。
参加されている女性の蹴りを入れる姿は、凛々しいものでした。
合気道はとどめをさしませんが、護身術の場合はとどめをさします。強さを誇示するのではなくあくまでも身をまもるための道具として学び、強いだけではなく人の和を大切にすること、などなど人としての心構えを含蓄のある言葉で数多くいただきました。 |
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川上勇二先生
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