弐拾の巻　「料理サークル　ベル・クック」

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		会　場：中央区月島区民センター例　会：毎週　第3金曜日　　　　　PM6:00～PM9:00 会員数：22名代表者：西浦　明代士さん

　この会は平成9年に、中央区の成人向け料理教室として始まりました。会員は22名。常時、15～16名参加されています。
　会は1ヶ月に1回だけですが、年間学習計画予定献立もしっかりできていて感心させられました。ちなみに12月は「年末年始のお役立ち料理」というタイトルで　“鯛のいかだ焼き”“えび蓮根”“柚子釜”“一口おにぎり”“人参サラダ”“サングリア”というメニューでした。この内容を調理したのち食事をするのですから、大忙しです。料理が苦手な私も少しだけお手伝いをさせて頂きました。日頃、料理は手抜きだらけなので、あまり役には立たなかったと思います。柚子釜も自ら作った事がないのはもちろん旅館でしか食べたことがないので、手順をよく頭に叩き込みました。

講師の鈴木順子先生

1.牡蠣はざるに入れ塩をふり、流水の下で振り洗いをして、酒大さじ2～3をかけて煎り付ける。
2.柚子は横に半分に切って、穴を開けないように注意し中身を出す。汁を絞る。
3.小口切りにしたインゲンと椎茸、もみじ麩に酒と塩少々ふる。
4.ホワイトソースを作り、白味噌と柚子汁を加える。
5.柚子釜に1～5を入れ200度のオーブンで10分焼いていただく。
という作り方でした。

講師の先生からは『牡蠣を煎り付けるのは水っぽくならないため』ときちんと理由づけも教えていただけるなど、とても丁寧な指導でした。
ちなみに、月島の社会教育会館の料理実習室を初めてみたのですが、備品が揃っていて設備も一流でした。

「年末年始のお役立ち料理」出来上がり


	5人の男性の方がマイ包丁を持ち込み、見事な手さばきで調理をされていらっしゃり、またまた感心させられました。その中のお一人は、ちょっとした集まりの時には手作りのクッキーを手土産に持っていらっしゃったり、腕前を奥さんに披露していらっしゃるとか、嬉しいお話もお聞きしました。男性が家で率先して料理をしてくれるとはいいお話で、うらやましい限りです。もちろん、味も一流でした。仕事をしていると、いかに早く安く仕上げて自分の時間を確保できるかという自分勝手な理由で料理している身には、反省させられることばかりです。こちらでも新しいメンバーを募集していらっしゃいます。

2007年1月掲載記事　　
※内容は、掲載当時のものとなります　　