銀座にはファストファッションのブランドショップが増え、ベイエリアからは東京スカイツリーと東京タワーが同時に見られるようになったりと、街の風景の変化に月日を感じます。ところで、2011年は岡本太郎の生誕100年で、回顧展なども行われていますね。岡本太郎が手がけた作品は、パブリックアートとして手軽に鑑賞できるものも多いです。見るだけでパワーをもらえる、パワースポットのような存在でもあります。
では私から「中央区内で岡本太郎の作品に会える場所」を二ヶ所、ご紹介します。
一ヶ所目は銀座の数寄屋公園にある「若い時計台」。
生誕100年を記念して修復されたとのことです。最初に作られたのが1966年なので、40年以上もこの地にあるのですが、古さを全く感じさせない造形です。角のような突起物が何本も空に向かって伸びていて、それは情熱にあふれた人間の姿をあらわしたといわれています。そして、この時計台は夜には光っていて、昼と夜の顔を見比べるのもおもしろいですよ。柳と共存しているのがいかにも銀座らしいですね。
・岡本太郎生誕100年記念事業公式サイト
http://taro100.jp/
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