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出典:明治44年10月 東京逓信管理局編さん「東京市日本橋区全図」(中央区立京橋図書館蔵) |
その2:実はかなりの歴史がある
八重洲が町名となった昭和29年までの地名は呉服町、檜物町など、江戸時代の職業や街の特徴に由来するものだったそうです。「ここに大工さん達が住んでいて、その後花柳界となり、戦災で焼失した。」などとは、今の様子からは想像し難いものです。また、当時から続く割烹料理店など、今なお健在の店もあります。
割烹のご主人からお聞きした話をきっかけに街に興味を持ち、本や写真集を見るようになりました。下の図は、京橋図書館で購入した「郷土室だより付録地図」です。嘉永4(1851)年から現在までの4枚組の地図で、見やすいうえに420円とお手頃でした。
他にも地図や本、写真集など多数出ていますので、図書館や書店のコーナーを覗いてみるのも、毎日の通勤を楽しみにしてくれます。
地図上の赤字は、現在の施設をいくつかプロットしたものです。宜しければ、ご存じの場所など、探してみて下さい。 |